冷却デジカメ

2010年12月23日

orion_fsqrd_5dm2kai


 セカンドライトでFSQ85ED-RDでのオリオン中心部です。
 初めてRAP2を使ってフラットとダーク補正をやったのですが出てきた画像には満足です。
ただ、CR2ファイル-DNG(Adobe)-DNG(RAP2)-16bit-tiff(Lightroom)-fits(MaxIm)-16bit-tiff(SI6)-16bit-tiff(PS CS4)とソフトを渡り歩いての画像処理で作業が煩雑になりました。
 それでもフラット処理では、画面右側のミラー切れ部分がフラットがうまくあわせこむ事ができませんでした。ミラー切れ対策が必要なようです。
 また、今まで9μチップでの冷却CCDでガイドは許容範囲内に感じていたのですが、5DM2での6.4μ(ベイヤー配列だから12.8μ?)になり、さらにトータル画素数が増えたためPC画面上での拡大率をあげることができてついつい粗探しとなって星が流れているのが気になり始めました。今後、ガイドの精度を少しあげてみようかと思います。
今回、チップの上にゴミが乗っていて画面の上に黒くシミができてしまいました。
また、画面スミになればなるほど明るい星から長くヒゲが出てしまいます。光路上に何か影響するものがあるようです。
ピントは今回はライブビューで、カメラのバックモニターだけでやりました。
今の接眼部には、デジタルノギスをピントゲージとしてつけていますが、0.1㎜精度でしかピントを追い込めていません。
5DM2になり、もう一段、ピント精度をあげる必要があるようです。デジタルノギスから0.001㎜ダイヤルゲージを使ってみようと思います。

 ファーストライト画像は、キヤノンEF300㎜f2.8Lで撮影したのですが、初期型のレンズでもうメーカーにパーツが無く組み付け調整も受けてくれません。星像が乱れていてさらに片ボケしていて画像処理の気力が出ませんでした。
 LPS-P2,V4,Haフィルターを使って、ISO感度や露出時間の違いによるノイズ傾向を見るテスト撮影だけに終わりました。

101205 26h23m-TOTAL50分 FSQ-85ED(RD QE0.73X 327㎜ f3.8)+Canon EOS 5D MarkⅡ 600sx5 ISO800  EM200-Tpcjr BORG60(325㎜)+SSAG(MaxImDLでガイド) MaxImDL,SI6,PS CS4,Lightroom3,RAP2で画像処理 ダーク、フラット補正 =大塔HP


(19:12)

2010年12月21日

5dm2kai_800
 EOS 5D MarkⅡの冷却改造機がやってきてはや1ヶ月。いろいろと課題が見えてきてその対策におわれている。
今度の新月期に遠征ができればその追試。で、対策が成功すれば今度はフラット処理やダーク処理の画像処理の問題をクリアしないといけない。
それでも最終的に残るのは、フルサイズを余裕で満たすことができる光学系が欲しくなるようです。

 まず、ダークノイズは5DM2といえども改造前のものは10分以上もかければノイズが浮いてきます。冷却改造によりこの問題はクリア。
 次に、低照度部での赤カブリ。赤くムラが出てしまいます。バンディングを伴ったりもします。これは、冷却改造してもダメでして、本格的にダーク処理を研究をしないといけないようです。
 幸い、RAP2がありますので、(今までは活用していませんでした・・・)RAP2の使い方をマスターして、ダーク処理をこなしたいと思います。DNGファイルやRDKファイルに元のCR2ファイルにとHDDをどんどんと埋め尽くし、どのファイルが対応しているのか整理整頓ができなくなりました。リネームのルールを自分で分かりやすいようにしていかないと混乱の元になっています。

 フラット処理問題も、なんとなくRAP2の処理の仕方がようやく理解できてきました。
フラット画像の取得にも苦労してまして、光源をEL板だったり、現地でのトレペを使った薄明空であったり、薄明の空を利用したスカイフラットであったり、遠征した際曇られたときの雲フラットであったり。。。フラット画像が多数になってます。それと同じだけフラット用のダーク画像も溜まっていきます。。。。

 RAP2のお勉強が終わってから、その外にもいろいろと出てきた問題をクリアしていきたいと思います。
それにしても、良い筒が欲しいなぁ・・・。

(16:19)

2010年11月11日

M8_2c_DX_2000

季節をかなり外してしまっていますが、、、撮影したけど画像処理をしていない在庫をたくさん抱えてます。。。
豪遠征ボケが続いてまして、国内で撮影する気力無い病になってましたが、最近になってようやく国内遠征再開です。

豪遠征の画像をライトルーム3でのノイズ処理の恩恵もあって、2枚の画像でも明るい対象であればほとんどコンポジットの必要が無いようです。
中心部を出すため450秒と900秒の駒でレイヤー合成。
フラット無で光量も豊富なため処理も楽です。

20100911 22h33m~7m30sx1,15m×1=TOTAL22分30秒
18センチフローライトアポ(1400mm f8 補正レンズ)+EOSkissDX(冷却、IR改造、-2℃冷却)+NJP+ST-402(BORG45ED)(MaxImDLでガイド)  ISO400 Lightroom3でRAW現像、PS CS4で画像処理 ダーク、フラット処理無  =QLD,KAO




(22:10)

2010年09月29日

NGC7293_2c_DX_2000
18センチ屈折に冷却DXで撮影したらせん状星雲です。
ISO800で15分、20分の2コマコンポジットしたものです。
これまたガイドエラーがあったので星が丸く見えるように比較明コンポジットしてあります。
背景に色ムラが出ていますが、ほどよくリングの回りの外のリングを出す程度にとどめ、淡い部分を出すような画像処理をしていません。
露出時間が短いのでもっと淡い部分は写ってきていないようです。
また、背景を明るく出すのがあまり好きでないし、背景を黒く締めた方が写真らしいのでそうしています。色ムラノイズがあるので落としたほうがごまかせますので、、、。
ダーク処理なんかをすれば、もっと良くなるのかも知れませんが上手く処理できていないまま、撮ってほぼRAW現像だけで画像処理は終わりです。画像処理は苦手です。


20100911 24h30m~15m×1,20mx1=TOTAL35分
18センチフローライトアポ(1400mm f8 補正レンズ)+EOSkissDX(冷却、IR改造、-2℃冷却)+NJP+ST-402(BORG45ED)(MaxImDLでガイド)  ISO800 Lightroom3でRAW現像、PS CS4,SI5で画像処理 ダーク、フラット処理無  =QLD,KAO


(04:44)

2010年09月22日

NGC253_DX_2000
9月豪遠征での冷却デジカメでの画像です。
ガイド筒が少し短いのか、カメラからぶら下がっているコードが短くて少し悪さをしているのかガイド流れがあります。2枚コンポ時に星が丸くなるように少しだけずらして比較明合成でごまかしてあります。
日本からだと高度30度くらいの天体ですが、豪では天頂付近にありました。
夏の星雲星団を撮影した後、大マゼランの上がり待ちでの撮影でした。
デジカメでも割と構造が出てきました。
普段、あまり銀河を撮らないので、自分の国内での撮影画像との評価をできないのですが、30分で一応、画像になるので明るい銀河撮影も楽しいかも。
やはり、歴代のデジカメでの中では、この冷却kissDXが低ノイズでいいです。
また、RAW現像時のノイズ処理がLightroom3になってからかなり優秀です。
いろいろ昔の画像をRAW現像し直し画像処理するのもいいかもしれません。
ここにきて、5DMarkⅡの冷却改造がお隣で始まりました。
ダーク画像を見る限り低ノイズ。DXに比べ高画素化、ライブビュー機能あり、フルサイズということでかなり期待のもてるスペックです。
どのような画像を見せてくれるのか楽しみです。

20100911 26h04m~15m×2=TOTAL30分
18センチフローライトアポ(1400mm f8 補正レンズ)+EOSkissDX(冷却、IR改造、-2℃冷却)+NJP+ST-402(BORG45ED)(MaxImDLでガイド)  ISO800 Lightroom3でRAW現像、PS CS4で画像処理 ダーク、フラット処理無  =QLD,KAO

(23:27)

2010年07月14日

NGC5139 2000ミリオーバーの焦点でも星がきれいに分解してくれるところは、豪のシンチレーションが日本に比べはるかに良いということになる。
 この距離レンジでの撮影は、日本でも250RCで挑戦していますが、なかなか簡単に結果を残せていない。国内遠征では機材も大掛かりになるので撮影するチャンスも少ない。セットしても風が吹いていると極端にガイド精度が落ちてすべてがダメなときもある。
 
 今回、ライトルーム3にバージョンアップしたこともあり、こちらでRAW現像してみた。強化されたノイズ低減を利用した。今までのものでは、カラーノイズ処理では星の色まで抜けたり、輝度ノイズ処理ではディティールがぼやけたりと、弱めで処理し、複数枚コンポジットで最終的なSNを稼いでいた。
 しかし、今回の強化されたノイズ処理のパラメータを強めに調整しても弊害が少なく、この画像のように明るい対象ではあるがノイズ感がないような現像ができた。PS CS5に搭載されているノイズ処理も強化されているので同じような結果をもたらしてくれるのではないだろうか。が、CS5へのバージョンアップはまだまだ先になりそうです。

20100615 18h32m~15m×1=TOTAL15分
FFR312(2100mm f6.7 RCL-50)+EOSkissDX(冷却、IR改造、-2℃冷却)+MS55i+ST-402(OAG)(MaxImDLでガイド)  ISO400 Lightroom3でRAW現像、PS CS4で画像処理  =QLD,KAO

(15:30)