orion_fsqrd_5dm2kai


 セカンドライトでFSQ85ED-RDでのオリオン中心部です。
 初めてRAP2を使ってフラットとダーク補正をやったのですが出てきた画像には満足です。
ただ、CR2ファイル-DNG(Adobe)-DNG(RAP2)-16bit-tiff(Lightroom)-fits(MaxIm)-16bit-tiff(SI6)-16bit-tiff(PS CS4)とソフトを渡り歩いての画像処理で作業が煩雑になりました。
 それでもフラット処理では、画面右側のミラー切れ部分がフラットがうまくあわせこむ事ができませんでした。ミラー切れ対策が必要なようです。
 また、今まで9μチップでの冷却CCDでガイドは許容範囲内に感じていたのですが、5DM2での6.4μ(ベイヤー配列だから12.8μ?)になり、さらにトータル画素数が増えたためPC画面上での拡大率をあげることができてついつい粗探しとなって星が流れているのが気になり始めました。今後、ガイドの精度を少しあげてみようかと思います。
今回、チップの上にゴミが乗っていて画面の上に黒くシミができてしまいました。
また、画面スミになればなるほど明るい星から長くヒゲが出てしまいます。光路上に何か影響するものがあるようです。
ピントは今回はライブビューで、カメラのバックモニターだけでやりました。
今の接眼部には、デジタルノギスをピントゲージとしてつけていますが、0.1㎜精度でしかピントを追い込めていません。
5DM2になり、もう一段、ピント精度をあげる必要があるようです。デジタルノギスから0.001㎜ダイヤルゲージを使ってみようと思います。

 ファーストライト画像は、キヤノンEF300㎜f2.8Lで撮影したのですが、初期型のレンズでもうメーカーにパーツが無く組み付け調整も受けてくれません。星像が乱れていてさらに片ボケしていて画像処理の気力が出ませんでした。
 LPS-P2,V4,Haフィルターを使って、ISO感度や露出時間の違いによるノイズ傾向を見るテスト撮影だけに終わりました。

101205 26h23m-TOTAL50分 FSQ-85ED(RD QE0.73X 327㎜ f3.8)+Canon EOS 5D MarkⅡ 600sx5 ISO800  EM200-Tpcjr BORG60(325㎜)+SSAG(MaxImDLでガイド) MaxImDL,SI6,PS CS4,Lightroom3,RAP2で画像処理 ダーク、フラット補正 =大塔HP
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